ご飯のカロリーオーバー

白米はカロリーオーバー食品

白米のご飯はおいしくて栄養もエネルギーも豊富な食材です。
炭水化物もタンパク質もビタミンもミネラルがたっぷりな上に飽きのこない味だから毎日食べられて、値段も安定しているとあっては、まさにいいことづくめのような気がします。

しかし、そんなご飯（白米）でさえ完璧な食べ物ではありません。
これは決して白米だけの問題ではないのですが……
ファーストフード・お弁当・スーパーのお総菜・仕事付き合いでの飲み会など、現代人の食卓はとにかくカロリーオーバーなのです。白米は満腹するまで食べようとするにはエネルギーが高すぎる食品なのです。

肥満は万病の元という風潮

肥満や皮下脂肪が影響するのが、見た目だけならまだ問題は少なかったのですが、最近では肥満に高血圧が加わるとメタボリック症候群と診断され、生活習慣病の発症リスクが高まるとまで言われてしまう時代になりました。
いまやカロリーの取りすぎはリスクといえる有様です。太っている人がダイエットをする時代ではなく、健康な人がどうやって体格や体型を維持するかが重要になってきています。

そして、こうした現代人の食卓事情に普通のご飯はまったくの無力なのです。
そこで、サラダなパックごはんは、普通の白米に比べて、1パックあたり100キロカロリーずつ、肥満の原因となる余分なエネルギーをカットすることにしたのです。
人間の体脂肪は1kgあたり約7,200kcalですから、毎日1パックずつ食べるだけで毎年５キログラムも体重に差がついてくる計算になるのです。